何も考えずに一番安い飛行機を予約してしまったら朝一の便だった。
家から始発でも間に合わない・・・こんな筆者の実体験込みの話をぜひ最後まで読んでほしい
どんな選択肢があるのか
間に合わないけど予約を取り消すことはできないので無い知恵を引っ張って4つほど案が出てきた。
1,近くのホテルに泊まる
2,タクシーで空港に行く
3,知り合いの家
4,空港内で野宿
近くのホテルに泊まる
空港周辺のホテルに泊まってしまうのが最も楽であろう。
幸い成田空港の周辺にはホテルがちゃんとある。
だが、課題があった。
お金を抑えたいから安い飛行機を予約したのにホテルに泊まってしまっては本末転倒もいいところである。
前々からちゃんと予約をしておけば1万円くらいかかる。
もちろんホテルとしては高くはないだろう。でも、うーんと考えてこの案は却下した。
あくまで安く済ませることが第一なのだから。お金を惜しみなく使える人にはおすすめ
タクシーで空港に行く
これは自分にとっては論外である。
家から空港まで近い人ならいいかもしれないが、自分の家は成田空港まで50キロはある。
もしタクシーを使ってしまったらいくらかかるか考えるのも怖い。
だったらホテルに泊まる。
知り合いの家に泊まる
一見、いい考えだと最初は思っていたのだが全く解決していなかった。
調べたらそこそこ成田空港から近いところに住んでいる友達の家からでも始発で飛行機に間に合わなった。
自分が乗る便は6時15分発、こんな飛行機めっちゃ近い家からじゃなきゃ無理だ。
間に合う友達がいる人は利用するべき。だが、そんな知り合いは9割方いないだろう。
空港内に泊まる
色々といい方法を考えたが楽な方法はないようだ。
もうこれしか方法がない。ということで空港で夜を明かしてみた。
事前に24時間空いているということは調べておいて空港野宿をしてみた。
成田空港で一晩明かすことはできるのか
成田空港で一夜明かすことはできるのかめっちゃ不安だった。
結論から言えばできてしまった。
だが、こんなことは二度とやりたくないけど
成田空港でどんな感じで夜を明かせばいいのか
自分が乗る飛行機はターミナル3だったからターミナル3の話になる。
11時半くらいに成田空港第三ターミナルに到着した。
T3に入ってすぐ、たくさんの椅子が自分を迎えてくれた。
埋まっていたのは5割といったところだろうか。もう完全に寝る体制に入っている人がたくさんいた。
椅子で横になるには3席分必要だった。みんな椅子で横になっているから3席使ってもマナー違反ではないと思う。
椅子には2種類あった。
1,コンセントあり
2,コンセントなし
コンセント付きなら充電しながらスマホをいじれるからもちろんコンセント付きを選んだ。
少し注意する必要があるがコンセント付きの椅子は24時ぐらいに埋まった。
2月終盤の木曜でこの時間だったから、土曜日や繁忙期はもっと埋まるのが早かったと思う。
一方、コンセントなしの方は一晩中席が空きはあったが8割は埋まっていた。
繁忙期はもしかしたら横にはなれないかもしれない。横になりたかったら早めに来るべきである。
椅子で横になって熟睡はできない
ちゃんと熟睡できるのか
結論、無理。
ちゃんと眠って疲れを取りたかった。だが、全くなることはできなかった。
自分は眠りにつくのに2時間近くかかった。そして、20分しちゃ起き、また寝るのに30分くらいかかってまた寝て20分で起きを繰り返した。
空港で寝るのはめっちゃキツイ。もはや苦行だった。
空港の椅子は固いし分離している
椅子と椅子の間が邪魔すぎる。
成田空港の椅子は一つ一つが独立していた。
椅子と椅子の間が邪魔で全く寝れない。それに門に体重がかかって体が痛い。
横になって3秒で無理だ・・ってみんななると思う。
空港内が明るすぎた
空港内は無駄に明るくなっていた。
それに照明の数が多い。上を向くと白い光が自分にダイレクトアタック、横を向いてもまぶしい。
空港内が白色の壁が多いのも相まって、ショッピングモールよりまぶしいと思う。
当たり前だけどうるさい
空港内では一晩中話している人がいたり空港の自動音声なんかが結構なっていたりして結構気になる。
本来、空港は寝るところではないから文句は言えないけど
気を休めようとしても全く気が休まらない。
音による妨害は結構大きいと思う
人の気配が気になる
空港内だから移動している人、トイレに行く人とかいろいろな人がいる。
イヤホンをしていたけど人の気配はなんか感じてしまう。
気にしない人なら問題はないだろうが自分にはそわそわさせられた。
特に、自分の隣を通られると目を開けてしまいたくなる。
どのような対策をすればいいのだろうか
さっきも書いたようにちゃんと寝ることは無理であろう。(たまにどこでも寝れる人もいるが)
でも、対策することで少しは快適になれるかもしれない。
旅行は体力との勝負なのだから対策することをお勧めする。
早めに空港に着くこと
24時を回るともしかしたら横になれない日もあるかもしれない。
先ほども書いたように自分の時はずっと空きはあったが平日だった。
ぶっちゃけ混んでいるときに何時に埋まるのか見当もつかないが23時ぐらいにはついておいたほうがいいかも
コートなど分厚いものを体の下にひく
椅子と椅子の間のところが痛かった。
寝袋を持ってきて寝ている人もいたけれどもさすがにそのために買うのは無理
でも痛いから少しでも和らげるために分厚く柔らかいコートなどを引くのがいいだろう。
夏でも服を入れている袋を下にひいたりして乗り越えてほしい
アイマスクを持って来よう!
空港内のめっちゃまぶしい光をさえぎるためにアイマスクは必須である。
一つ盲点があってアイマスクの中にはそこまで光を防いでくれない物もある。
100円ショップでも売っているから買ってきて持ってくればいい。ないよりは全然マシである。
特に空港内の光は防ぐのが難しいと思う。
必ず試着すること。僕が100円ショップでネカフェ用に買ったときは中途半端な遮断しかしてくれなかった。
今はアイマスク2枚つけて利用している。
耳栓を持ってくること
耳栓は必須である。
周りの足音とかを遮断してくれると気が楽になる。
ノイキャン付きのイヤホンでもいいと思うかもしれないけど自分は寝ている間になくしたくないから耳栓をおすすめする。
遮断性能は正直ノイキャンのイヤホンのほうが断然いい。だから全然イヤホンでもいいだろう。
正直、少し聞こえにくくなる程度だが、旅行のために少しでも寝るためにお勧めする。
どうしても寝れない時はフードコートへ
実は第三ターミナルではフードコートが保安検査場の前にある。
机と椅子が置いてあるので、横にはなれなくても机に突っ伏すことはできる。
場所によってはコンセント付きの席もある。(めっちゃ少ないけど)
椅子で横になるより机に突っ伏したほうが寝やすいという人はそっちに移動したほうがいいと思う。
まとめ
朝一の飛行機に乗るためには何かしらの犠牲を払う必要があった。
体の疲労を取るのが第一であるのなら周辺のホテルに泊まるかタクシーを使ったほうがよかった。
お金を節約したくて空港内で過ごすのは大変ではあったけど、自分的には一万円ホテル代に使うくらいならまた空港で一晩過ごすだろう。
なんの犠牲も払わずに快適にいられる虫のいい話はない。
自分にとってどっちがいいか選ぶ必要がある。
俺なら空港で一泊を取る、思い出になるから!
結論、ちゃんと始発でも間に合う飛行機を予約しよう!
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